食事動画の口元をよく見ると、鼻や唇のまわりに長いひげが見えることがあります。これは飾りの毛ではなく、触れたものを感じ取る感覚毛です。普通の体毛と比べて毛根の周囲に神経が多く、近くにあるものの情報を得ることに役立っています。

馬には顔のすぐ前や鼻の下など、見えにくい範囲があります。口元のひげは、そのような場所を探る手がかりにもなります。英国馬協会は、食べ物のなじみのない特徴や、小さな食べられない物を見分ける役割にも触れています。食べる直前の鼻先にも、情報を集めるしくみがあるのです。

次の動画では、噛む瞬間だけでなく、食べ物に近づくまでの口元にも注目してみてください。鼻先を近づける、いったん止まる、口へ取り込む。ひとつの動作をゆっくり追うと、食事の音を待つ短い時間まで楽しくなります。